海洋温度差発電 (OTEC:Ocean Thermal Energy Conversion)

海洋温度差発電とは

海洋温度差発電の特徴

  1. クリーンで再生可能なエネルギー

    海洋温度差発電は、クリーンで再生可能な海水の温度差をエネルギー源としています。

  2. 多量なエネルギー

    海洋温度差発電の建設可能な国は約100ヶ国におよび、1兆kWの発電ポテンシャルがあります。

  3. 安定したエネルギー

    海洋温度差発電は、年間を通じて安定した電力供給が可能になります。これは、天候に左右され連続運転が困難である自然エネルギー利用の風力発電や太陽光発電に比べ、際立った特徴です。

  4. 地球環境問題に貢献

    海洋温度差発電は、CO2の排出が他に比べ極めて少ない発電方式です(100MWクラスでのライフサイクルCO2排出源単位: 0.014kg-CO2/kWh)。また、海洋温度差発電で用いた深層水を表層面に放水することにより、海藻類が成長し、CO2を吸収、海中への固定化を促進します。

  5. その他




     

    OTECは深度800~1,000mの深層水を汲み上げて使用するため、その深層水を養殖漁業、農業、地域冷房、ミネラル塩の製造、真水・ミネラルウォーターの生産、リチウムなどのレアメタルの採取などに副次的に利用することができます。これらの付加価値まで考えたポテンシャルは計り知れないものがあります。

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発電コスト比較

発電方式 発電単価 設備利用率

海洋温度差発電 (OTEC)
1MW級 (実証機)     : 40~60円/kWh
10MW級 (商業化開始) : 15~25円/kWh
50MW級 (完全商業化) : 8~13円/kWh
90%
発電単価 (円/kWh) 設備利用率 (%)
2010年 2030年
原子力 8.9以上 8.9以上 70
石炭火力(新政策シナリオ) 9.5 10.3 80
LNG火力(新政策シナリオ) 10.7 10.9 80
風力(陸上) 9.9~17.3 8.8~17.3 20
風力(洋上着床式) 9.4~23.1 8.6~23.1 30
太陽光(住宅用) 33.4~38.3 9.9~20.0 12

出典: 「コスト等検証委員会報告書」(図 36)主な電源の発電コスト(2004 年試算/2010 年・2030 年モデルプラント)、国家戦略室 エネルギー・環境会議 コスト等検証委員会 2011年12月


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