バイナリー発電 (DTEC:温泉水・地熱・排熱利用型)
バイナリー発電とは (温泉水・地熱・排熱利用型)
排熱温度差発電の特徴
- 低温排熱の有効利用
これまで利用されずに棄てられていた石油、発電所、鉄鋼、化学等の工場プラントで大量に発生する低温排熱(200℃以下)を用いた発電を可能とします。
- 省エネとCO2削減効果
化石燃料を使用しないため、省エネ効果とCO2削減効果が期待できます。
- 冷却設備の代替
各種製造プロセスの冷却設備の代替機能として利用できます。
- 海水淡水化
小型排熱温度差発電(Mini-DTEC)の特徴
小規模な排熱に対応、システムを規格化した装置
- 安価な設置・発電コストを実現
出荷前に装置をほぼ完成させ、現地設置工事を極力低減する事により実現しました。
- シンプルな機器構成と小型化
高性能な機器の開発及び各機器を一体化させることによって、実現しました。
- コンテナサイズで、輸送・設置が簡便です
発電コスト
発電方式 | 建設単価 (※3) | 設備稼働率 | 設備償却コスト (※4) |
---|---|---|---|
DTEC (数MW級) | 約30~40万円/kW | 80~95% | 2.4~3.2 円/kWh |
太陽光発電 | 約60万円/kW | 12~14% | 33~38 円/kWh |
風力発電 | 約20万円/kW | 15~25% | 6.1~10 円/kWh |
(※3) DTECの建設単価は、排熱の規模や性状に大きく左右されるため、上記はあくまで参考値。
(※4) 償却期間:15年。金利等非考慮で試算。
貴社の熱源を利用したDTECシステムによる発電可能性の計算のお問合せにつきましては、以下リンク先のパラメータシートに記入いただいた後、弊社まで送付下さい。
温度差発電プラントシミュレータ 『Mini-OTEC』
~排熱温度差発電へ向けたプロモーションおよび教育ツールとして
~
小型ながら実際のプラントで起こる現象を再現しているため、学校、企業、温泉発電を
検討される方などへ向けた教育ツールとしてご好評いただいております。
ご予算に応じてカスタマイズも可能ですのでご相談ください。